ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,540
円978-4-480-08948-9
0122
-10-2
2006/01/10
文庫判
432
頁ブラーエ、ケプラー、ジョン・ディー、M.マイアー、コメニウス、アルチンボルド、スプランゲルら、全欧からプラハへ集まった当代屈指の知のスターに囲まれ、皇帝の蒐集熱は高じてゆく。ルネサンス的思惟では、大宇宙と小宇宙の照応のもと、神的世界から鉱物植物界までが一つの体系にあった。錬金術と化学、占星術と天文学、科学と芸術、実験と思弁―それらがいぜん同質たりえた文化と、政治的普遍主義に裏打ちされた協調の夢想に反して、過激化する新旧教勢力の間を揺れ動くルドルフ二世は、政治的敗北を重ねながら、しだいにプラハ宮城の奥深くへの自己幽閉を余儀なくされる。
5 ルドルフとマニエリスム芸術
6 ルドルフとオカルト諸学
7 プラハ・マニエリスムと魔術的宇宙
8 エピローグ
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