ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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神祀りの時間と空間とはいかなるものか?『火山列島の思想』(1968年)以来思考し続けてきた「神話的想像力」という主題を、より主体の側の問題として焦点化しつつ、歴史残留そのものとしての自己の内部からテキストを読み解く。祭祀と神話の内部構造を考古学的事実と重ね合わせながら、画期的な視点を提示した『秘儀の島』(1976年)、および神話論考「神の日本的性格」「古代人の心情」「神話の生態」などから編む。
1 秘儀の島(神異の幻想
聖地篭もり―日本神話の創造・再生の空間
秘儀の島―神話づくりの実態
日本の神話的想像力―神話の文法
久遠の童形神―イメージの化石を掘る ほか)
2(古代人の思想(抄)
神の日本的性格
神話的想像力
神話的想像の表層・古層―記紀にみる古代人のこころ
文学史上の『古事記』 ほか)
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