テオニ・パパス
( ぱぱす・ておに )1966年カリフォルニア大学バークレー校卒業、1967年スタンフォード大学修士課程修了。数学教師、数学教育コンサルタント。数学はむずかしいという偏見を打破し、数学にまつわりつきがちなエリート意識や恐怖感をなくそうとする活動をつづけている。本書をはじめ、新しい視点から数学を紹介した著作を数多く発表。本書姉妹編に『数学は生きている』(秋山仁監訳、東海大学出版会)がある。
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石鹸のあわ、クモの巣、雪片曲線、植物の葉のつき方、メビウスの輪、魔方陣、一筆書き、DNAらせん…。えっ、どれも数学でうまく説明できるの?!そう、みんな気がついていないだけ。私たちの身のまわりに数学は静かに潜んでいる。数学ぎらいの人には信じられない話!数学の楽しみは、そんな思いがけないものを発見する喜びだ。たとえば初めて植物の細胞を顕微鏡でのぞいたときの興奮を覚えているだろうか。顕微鏡は見なれたものの中に思いがけないものを見せてくれる。この本もそんな興奮を味わわせてくれる虫眼鏡みたいなものだ。どこからでも読
10進法の進化
ピタゴラスの定理
錯視とコンピュータ・グラフィックス
サイクロイド―幾何学のヘレン
三角形から正方形へ
ハレー彗星
不可能な三角形
結縄文字
書体とフォント
小麦とチェス盤〔ほか〕
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