ネルソン・グッドマン
( ぐっどまん,ねるそん )1906-1998年。アメリカの哲学者。ハーヴァード大学で博士号を取得。各地の大学で哲学を教え、没するまでハーヴァード大学哲学名誉教授。分析哲学を継承しつつも、その域を超えて藝術や形而上学の諸問題についてきわめて犀利で体系的な考察を展開。
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1,540
円978-4-480-09125-3
0110
-15-1
2008/02/06
文庫判
320
頁本書が刊行されるや、アメリカ哲学会に大きな反響を惹き起こし、度重なるシンポジウムが開催されたアメリカ現代哲学の最重要著作。世界制作論とは、グッドマン独自の唯名論的論理を基礎とした、もろもろの哲学に関する哲学、メタ哲学、哲学とはいえない哲学、という逆説である。そこでは、藝術、科学、知覚、生活世界など、幅広い分野を考察し、思索の徹底性を示す。「われわれはヴァージョンを作ることによって世界を作る」。この洞察によって、言語中心主義に陥っている現代哲学の超克を目指し、人間の記号機能の発露としてのさまざまな世界を、平
第1章 言葉、作品、世界
第2章 様式の地位
第3章 引用にかんするいくつかの問題
第4章 いつ藝術なのか
第5章 知覚にかんするある当惑
第6章 事実の作製
第7章 レンダリングの正しさについて
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