武満徹
( たけみつ・とおる )1930年、東京生まれ、1996年逝去。1957年に作曲した《弦楽のためのレクイエム》がストラヴィンスキーに称賛され?ト以来、常に現代作曲界の第一線で活動を続け、その作品は現在も世界中で演奏されている。また映画等、幅広い分野で活躍。著作も多く『武満徹著作集』(新潮社)、『武満徹全集』(小学館)などがある。(写真:福井鉄也)
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世界でもっとも知られている日本人作曲家、武満徹。一方で「武満徹の名を多くの外国人外交官は知っているが、日本人外交官は彼を知らない」と語られることもあった。しかし武満の思想や、その遍歴を知れば、彼の曲は驚くほどスムーズに楽しめる。本書では、ジョン・ケージ、秋吉敏子らの音楽家や、大竹伸朗等の芸術家、そして黒柳徹子など幅広い分野の人々との対談を通じ、闊達で柔らかな「武満徹」を紹介。また彼の衝撃的な音楽との出会いや、西洋音楽との葛藤、日本文化への思い。そして全ての枠を超越した音楽に至った作曲家の軌跡をたどる。単行本未収録対談も収める。
「武満徹」とは
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