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ちくま学芸文庫

通信の数学的理論

情報理論のバイブル

IT社会の根幹をなす情報理論はここから始まった。発展著しい最先端の分野に今なお根源的な洞察をもたらす古典的論文が新訳で復刊。

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09222-9

Cコード

0141

整理番号

-25-1

2009/08/10

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

21世紀に入ってさらなる広がりを見せる情報化社会への道は、クロード・シャノンが大戦直後に発表した一本の論文から始まった―本書はその「通信の数学的理論」に、ウィーバーの解説文を付して刊行されたものである。“ビット”による情報の単位の定義やエントロピーを用いた情報量の計算、さらには“情報源符号化定理”や“標本化定理”など、数々の画期的な洞察はまさに今日の情報通信を基礎付けるものであり、先端技術が当面する問題を解決するためのヒントにもなるだろう。「およそ“情報”を主題とするすべての研究分野に光明をもたらす」と評

目次

通信の数学的理論への最近の貢献(ワレン・ウィーバー)
通信の数学的理論(クロード・E.シャノン)(離散的無雑音システム
雑音のある離散的通信路
連続情報
連続通信路
連続情報源のレート)

著作者プロフィール

植松友彦

( うえまつ・ともひこ)

1959年生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了。東京工業大学理工学研究科教授。専門は情報理論。著書に『現代シャノン理論』(培風館)などがある。

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