高橋悠治
( たかはし・ゆうじ )1938年、東京都生まれ。作曲家、ピアニスト。桐朋学園短期大学作曲科を中退後、ベルリンに留学。ヤニス・クセナキスに師事し、欧米各地で演奏活動をする。帰国後も「水牛楽団」を結成するなど、現代音楽を中心に様々な分野で活躍。主な著書『高橋悠治/コレクション1970年代』『音の静寂 静寂の音』『きっかけの音楽』等。
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現代音楽の世界的な作曲家でありピアニストでもある高橋悠治。作曲・演奏を中心に様々な活動を半世紀にわたって続け、現代芸術の流れを常にリードしている。本書は単行本未収録作を中心に、山口昌男、浅田彰、武満徹など、作家、作曲家、研究者との対談を集めたオリジナル編集。音楽を起点としながら、文学・思想・教育について縦横無尽に語る。対談者の音楽論をしなやかに受け止めつつも凛とした姿勢を示し、誰に対しても鋭い指摘をしながら相手の本質を上手く引き出す。その演奏のような、研ぎ澄まされた言葉と、しなやかな姿勢が現れる一冊。
作曲家「を語る」(山口昌男
村上陽一郎
権代敦彦)
作曲家「と語る」(ピエール・ブーレーズ
柴田南雄
三善晃
尹伊桑
ルイジ・ノーノ)
音楽をみわたして(丸谷才一
高史明
鎌田慧
武満徹
浅田彰
永沢哲)
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