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ちくま学芸文庫

グレン・グールドは語る

演奏法、分身、孤独… 天才が最高の 聞き手に明かす!

独創的な曲解釈やレパートリー、数々のこだわりにより神話化された天才ピアニストが、最高の聞き手を相手に自らの音楽や思想を語る。新訳。

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09313-4

Cコード

0173

整理番号

-19-1

2010/10/06

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

1955年録音の『ゴルトベルク変奏曲』以来、聴衆を圧倒し続けたピアニスト、グレン・グールド。精緻で独創的な解釈に裏打ちされた演奏で聴衆を熱狂させた一方、奇矯なステージマナーや不可解な生活スタイルで神話化された天才が、みずからの音楽や思想を、心を開いて語り尽す。独特な演奏法について、ピアノのタッチについて、偏愛する作曲家について、実験的な録音について、ポップミュージックについて…。1970年代アメリカを象徴する『ローリング・ストーン』誌に掲載されたロング・インタヴュー。新訳・写真多数。

目次

第1部
グレン・グールド・フォトアルバム
第2部
ジョージ・セル事件

著作者プロフィール

グレン・グールド

( ぐーるど,ぐれん )

トロント生まれのピアニスト。55年録音のバッハの《ゴルトベルク変奏曲》で本格デビュー。特異なレパートリーと解釈で話題を呼ぶが、64年に公開演奏から引退。以後、スタジオ録音と放送番組制作に専念。音楽とメディアをめぐる才気あふれる発言にも定評があり、関連書の出版多数。

ジョナサン・コット

( こっと,じょなさん )

1942年ニューヨーク生まれのノンフィクション作家・詩人。児童文学の研究者。『ローリング・ストーン』誌創刊以来の中心的な書き手で、ジョン・レノン、ボブ・ディラン、シュトックハウゼンなどのロング・インタヴューを行なう。著書に『子どもの本の8人』『さまよう魂』『転生』『奪われた記憶』など。

宮澤淳一

( みやざわ・じゅんいち)

1963年生まれ。青山学院大学総合文化政策学部教授。著書に『グレン・グールド論』、訳書に『マクルーハン』『グレン・グールドは語る』、共訳書に『音楽の文章術』など。

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