E.M.フォースター
( ふぉーすたー,E.M )E・M・フォースター(Edward Morgan Forster) 1879ー1970年。フォースターはヴィクトリア朝末期から二度の世界大戦を経て亡くなるまで、西欧的伝統を背景にした寛容と懐疑の精神のもとに生き抜いた。主な著書に『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』『インドへの道』などの小説のほか、その思想を反映した『民主主義に万歳二唱』などのエッセイ集がある。
loading...
1,100
円978-4-480-09336-3
0122
-32-1
2010/11/10
文庫判
224
頁地中海を望む古都アレクサンドリア。2300年の歴史を持つこの街には、地中海世界の栄枯盛衰の物語が刻み込まれている。アレクサンドロス大王の東征、クレオパトラの死、ナポレオン対ネルソンの海戦…。そして歴史の表舞台に幾度となく登場し、早くから国際都市として発展してきたこの地には、最先端の文化と技術が集まっていた。世界の七不思議に数えられるファロスの大灯台、70万冊の蔵書を誇った大図書館、ユークリッド幾何学、プトレマイオスの天動説…。この街の奥深い文化に魅せられた作家フォースターによるコンパクトで楽しい歴史案内。
第1章 ギリシャ・エジプト時代(陸と水
ファロス、ラコティス、カノポス ほか)
第2章 キリスト教時代(ローマの支配
キリスト教共同体 ほか)
第3章 哲学都市(ユダヤ人
新プラトン主義 ほか)
第4章 アラブ時代(アラブ人の町
トルコ人の町)
第5章 近代(ナポレオン
ムハンマド・アリー ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。