ヤーコプ・ブルクハルト
( ぶるくはると,やーこぷ )1818-97年。スイスの美術史家・文化史家。ベルリン大学で、歴史家ランケと美術史家クーグラーに学ぶ。1858年から35年にわたってバーゼル大学教授として歴史学、美術史を講じる。本書の他『コンスタンティヌス大帝の時代』(1853年)、『チチェローネ』(1855年)、『イタリア・ルネサンスの文化』(1860年)、『ギリシア文化史』(1898-1902年)等の著作がある。
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1,650
円978-4-480-09415-5
0170
-13-10
2012/03/07
文庫判
448
頁19世紀ヨーロッパを代表する美術史家・歴史家・文化史家ブルクハルト。本書は、「最大の絵画的物語作者」ルーベンスの生涯を追い、その絵画の本質を神話画・肖像画・風景画など作品テーマに沿って解説する。鋭利な筆によって、ブルクハルトが理想として思い描いていた、「万能の人」としての巨匠の姿が浮き彫りにされる。カラー口絵のほか、図版多数。新訳。
ルーベンスの生涯
建築家としてのルーベンス
芸術家としてのルーベンス
西欧芸術の外的状況とルーベンスの制作活動
銅版画
人体と衣装―男性と女性の裸体像
裸童(Putto)
美の表現―さまざまな型と身体像
ルーベンスにおける構図
ルーベンスの絵の画面における人物の配置と動き〔ほか〕
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