桑原武夫
( くわばら・たけお )1904-1988年。フランス文学者。元京都大学教授。吉川幸次郎、貝塚茂樹らとともに、戦後の京都学派の中心的存在。『第二芸術論』、『宛名のない手紙』、『フランス的ということ』など著書多数。
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プルースト『失われた時をもとめて』、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』、トルストイ『戦争と平和』、フローベール『ボヴァリー夫人』、マルタン・デュ・ガール『チボー家の人々』…。一度は読みたいと思いながらも、その分量の膨大さにくじけてしまう西洋文学の高い山。でもこの本があれば大丈夫。作品のあらすじから、時代背景、作者の人物像までが、わずか数分でつかめてしまう。一世を風靡した批評家・翻訳家たちによって執筆された文章はどれも味わい深く、示唆に富み、読書の悦びも与えてくれる。読んで楽しい文学事典の決定版。
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