スティーブン・ピンカー
( ぴんかー,すてぃーぶん )1954年生まれ。スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学で教鞭をとり、現在はハーバード大学心理学研究室教授。本書は「ロサンゼルス・タイムズ」ブック賞、「ニューヨーク・タイムズ」ブック・オブ・ザ・イヤーをはじめ、数々の賞に輝いた。邦訳に『言語を生みだす本能 上・下』『人間の本性を考える上・中・下』『言語進化とはなにか』『思考する言語 上・中・下』など。
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心とは自然淘汰を経て設計されたニューラル・コンピューターだ! 鬼才ピンカーが言語、認識、情動、恋愛や芸術など、心と脳の謎に鋭く切り込む!
2,090
円978-4-480-09500-8
0112
-15-1
2013/05/08
文庫判
608
頁心とは何か?人間が考え、感じ、言葉を話し、愛や友情を交わし、芸術・宗教・哲学といった高尚な精神活動をおこなうとき、心は、そして脳は、いったい何をしているのか?そもそも心はどうやって生まれてきたのか?われわれの祖先が狩猟採集生活のなかで直面したさまざまな問題―物、動物、他の人間を理解し、優位に立つために要求された課題―を解決するなかで、自然淘汰によって心は「設計」されてきた。心と脳の第一人者、ピンカーが「進化心理学」という観点から、未だ謎に満ちた心の世界に鋭く切り込む。
第1章 心の構造―情報処理と自然淘汰(ロボットをつくるための課題
精神活動を逆行分析する ほか)
第2章 思考機械―心を実感するために(宇宙のどこかに知的生命体はいないのか
自然演算 ほか)
第3章 脳の進化―われら石器時代人(賢くなる
生命の設計者 ほか)
第4章 心の目―網膜映像を心的記述に転じる(ディープ・アイ
光、影、形 ほか)
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