ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
loading...
古代地中海世界をゆるがしたペロポネソス戦争。その激闘を克明に記し、「力」の鬩ぎ合いに透徹した視線を注いで「歴史学」誕生の契機となった名著。
1,760
円978-4-480-09563-3
0122
-15-1
2013/10/09
文庫判
512
頁紀元前5世紀の古代地中海世界。スパルタ陣営との大激戦、ペロポネソス戦争で疲弊したアテナイでは屍が累々とし、人びとは疫病と困窮のなか、運命の手の弄ばれるままになっていた。この混迷から立ちあがった著者が綴った大戦の長大な記録が、本書『歴史』だ。四半世紀におよぶ激闘で諸国の力がぶつかりあうなか、何が失われ、何が生まれていったのか?迷信や伝説を典拠としたヘロドトスと異なり、夥しい資料を駆使し、多様な視点を盛り込むことで実証的「歴史学」の礎を築いたとされるトゥキュディデスが、透徹した眼差しで古代地中海の姿を活き活き
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。