ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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驚異の神童として名を轟かせながら、貧困のうちに不遇の晩年を送った天才作曲家―世に広く根付いているモーツァルトの姿は、誇張されたフィクションだった!新たな視点から資料を読み直すことにより、作品がその生涯と手をたずさえ、ますます美しい輝きを獲得してゆく。才能を誇りとも重荷ともしながら、史上初のフリー音楽家として各ジャンルに革新をもたらした青年音楽家が、苦闘の末、野心から解き放たれて満ち足りた調べを奏でるまで。知られざる真の姿をあざやかに描く。厳選15の名曲・名盤紹介つきのモーツァルト入門決定版。
第1章 生涯
第2章 「貧しいモーツァルト」というフィクション
第3章 最後の年一七九一年(1)―開かれた扉
第4章 最後の年一七九一年(2)―終息に向けて
第5章 伝記はどう作られたか
第6章 自分でつけた作品目録
第7章 歌曲に秘められたドラマ
第8章 オペラにおける人間描写―フィオルディリージの場合
第9章 発展する交響曲
第10章 モーツァルトとバッハ
モーツァルトを知るための15曲
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