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ちくま学芸文庫

幾何学の基礎をなす仮説について

H.ワイルの解説で読み解く リーマン幾何学の構想

相対性理論の着想の源泉となった、リーマンの記念碑的講演。ヘルマン・ワイルの格調高い序文・解説とミンコフスキーの論文「空間と時間」を収録。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09583-1

Cコード

0141

整理番号

-7-1

2013/11/06

判型

文庫判

ページ数

144

解説

内容紹介

H.ワイルの解説で読み解くリーマン幾何学の構想。ミンコフスキー「空間と時間」併収。

目次

幾何学の基礎をなす仮説について(リーマン)(「n重に拡がったもの」という概念
n次元多様体に可能な量的関係
空間への応用)
空間と時間(ミンコフスキー)

著作者プロフィール

ベルンハルト・リーマン

( りーまん,べるんはると )

1826-1866年。解析学、幾何学、数論などの分野で先駆的な業績を上げ、20世紀の数学に多大な影響を与えた数学者。ゲッティンゲン大学でガウスのもと、複素解析の基礎づけと多様体概念を導入したリーマン幾何学を確立。数論では「リーマン予想」が未解決問題としてよく知られている。

菅原正巳

( すがわら・まさみ )

1917-2011年。東京帝国大学理学部卒業。名古屋帝国大学助教授、統計数理研究所所員、国立防災科学技術センター所長などを歴任。水文学において、河川流量の時系列を予測するための「タンクモデル」の提唱者。著書に『流出解析法』(共立出版)などがある。

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