大岡昇平
( おおおか・しょうへい )1909年東京生まれ。1988年に没す。京都大学仏文科卒業。作家。小説に『俘虜記』『野火』『武蔵野夫人』『花影』『幼年』『少年』、戦記文学に『レイテ戦記』、評論エッセイに『中原中也』『わがスタンダール』『証言その時々』などがある。
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「芸術はとにかく実行なのです」西欧文学に通暁し幅広いテーマの名作を書き続けた著者が実践的な小説作法の要諦を論じ尽くした名著。
小説に作法があるかという問題
小説はどう書き出すべきか
作者の位置について
告白について
ストオリーについて
プロットについて
プロットについての続き
主人公について
主人公についての続き
日本文学について
ハムレット
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ムイシキン公爵
小説の世界
小説の中の「橋」について
モデルについて
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小説と映画
心理描写について
自然描写について
自然観の変遷
文体について
行動小説と性格小説
劇的小説
要約
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