マイケル・ウォルツァー
( まいける・うぉるつぁー )1935年生まれ。アメリカの政治哲学者・批評家。ブランダイス大学卒業後、ハーヴァード大学にて博士号取得。現在、プリンストン高等研究所名誉教授。雑誌『ディセント』『ニューパブリック』の編集に携わるほか、「アメリカ・ユダヤ人会議」のメンバーを務めるなど、精力的な社会批判を実践。著書に『正義の領分』『道徳の厚みと広がり』『寛容について』『政治と情念』『正しい戦争と不正な戦争』など。
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1,320
円978-4-480-09639-5
0131
-24-1
2014/10/08
文庫判
256
頁マルクスやサルトル、さらにはロールズ、ハーバーマスらの議論の限界をつきつつ、ジョン・ロックや旧約聖書の預言者の実践を読みなおすことで、「社会とつながったラディカルな批判」の可能性を探究する試み。道徳経験が日々の解釈を通じてこそ豊かな内実を得る道筋を、現代アメリカを代表する政治哲学者が鮮やかに浮き彫りにする。
第1章 道徳哲学の三つの道
第2章 社会批判の実践
第3章 社会批判者としての預言者
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