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定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09639-5

Cコード

0131

整理番号

-24-1

2014/10/08

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

マルクスやサルトル、さらにはロールズ、ハーバーマスらの議論の限界をつきつつ、ジョン・ロックや旧約聖書の預言者の実践を読みなおすことで、「社会とつながったラディカルな批判」の可能性を探究する試み。道徳経験が日々の解釈を通じてこそ豊かな内実を得る道筋を、現代アメリカを代表する政治哲学者が鮮やかに浮き彫りにする。

目次

第1章 道徳哲学の三つの道
第2章 社会批判の実践
第3章 社会批判者としての預言者

著作者プロフィール

マイケル・ウォルツァー

( まいける・うぉるつぁー )

1935年生まれ。アメリカの政治哲学者・批評家。ブランダイス大学卒業後、ハーヴァード大学にて博士号取得。現在、プリンストン高等研究所名誉教授。雑誌『ディセント』『ニューパブリック』の編集に携わるほか、「アメリカ・ユダヤ人会議」のメンバーを務めるなど、精力的な社会批判を実践。著書に『正義の領分』『道徳の厚みと広がり』『寛容について』『政治と情念』『正しい戦争と不正な戦争』など。

川本隆史

( かわもと・たかし)

川本隆史(かわもと・たかし) 1951年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(倫理学専攻)修了。博士 (文学)。東京大学名誉教授、国際基督教大学教養学部特任教授。著書に『現代倫理学の冒険』(創文社、1995年)、『ロールズ:正義の原理』(講談社、1997年)など。

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