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ちくま学芸文庫

残酷美術史

——西洋世界の裏面をよみとく

恐ろしい絵から絵画の読み方がわかる! 図版200点以上掲載

魔女狩り、子殺し、拷問、処刑――美術作品に描かれた身の毛もよだつ事件の数々。カラー多数。200点以上の図版が人間の裏面を抉り出す!

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09652-4

Cコード

0170

整理番号

-55-2

2014/12/10

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

西洋には残酷美術の名画が数多くある。なぜこれほど凄惨な場面がくりかえし描かれてきたのか?そこに人間のどんな欲望と残虐性を読みとることができるのか?神話・聖書の怖いエピソードから、魔女狩り、子殺し、ペスト、拷問、処刑などの歴史上の事件まで、図版200点以上を収録。人間の裏面を抉り出す、衝撃の美術史。

目次

第1章 残酷なる神話の世界
第2章 聖書の裏面
第3章 暗黒の中世―血ぬられたキリスト教世界
第4章 拷問と処刑―魔女裁判を中心に
第5章 殺人と戦争―なぜひとびとは殺しあうのか
第6章 さまざまな残酷芸術―病・貧困・ヴァニタス

著作者プロフィール

池上英洋

( いけがみ・ひでひろ )

池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年、広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京造形大学教授。専門はイタリア・ルネサンスを中心とする西洋美術史・文化史。『レオナルド・ダ・ヴィンチ――生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)で第4回フォスコ・マライーニ賞を受賞、2007年に開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ――天才の実像」展では日本側の監修者となった。『錬金術の歴史』(創元社)、『「失われた名画」の展覧会』(大和書房)、『西洋美術史入門』、『西洋美術史入門〈実践編〉』、『死と復活――「狂気の母」の図像から読むキリスト教』(筑摩書房)など著書多数。日本文藝家協会会員。

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