ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,210
円978-4-480-09688-3
0110
-57-1
2015/10/07
文庫判
256
頁ますます混迷の度を深め、閉塞感が高まる現代。現行の諸制度に対する不満がさまざまな形で噴出している。では、めざすべき新たな社会とはどういったものか―。イリイチはそれをコンヴィヴィアリティ(自立共生)という言葉に託した。人間の本来性を損なうことなく、他者や自然との関係性のなかでその自由を享受し、創造性を最大限発揮させていく社会、技術や制度に隷従するのではなく、人間にそれらを従わせる社会、それは決してユートピアではない。近年興隆する脱成長論の思想的源泉をなし、新たな社会を構想するためのヒントが凝縮された、不朽の
1 二つの分水嶺
2 自立共生的な再構築
3 多元的な均衡(生物学的退化
根元的独占
計画化の過剰
分極化
廃用化
欲求不満)
4 回復(科学の非神話化
言葉の再発見
法的手続きの回復)
5 政治における逆倒(神話と多数派
崩壊から混沌へ
危機の洞察
急激な変化)
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