木田元
( きだ・げん )1928年生まれ。中央大学名誉教授。ハイデガー、メルロ=ポンティを中心とした現代哲学が専門。著書に『現象学』『ハイデガーの思想』『反哲学入門』等。
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哲学とはどういう学問なのか?科学も答えてくれない人間をめぐる謎を、哲学はどのようにして解き明かすのか?日本を代表する哲学者がやさしく解説。第一部ではソクラテス以前に遡る西洋哲学の誕生から、現代までの歴史を大づかみ。第二部では、いまを生きるために避けて通れない問題―自然とのかかわり方、心と身体の関係、死との向き合い方など―をテーマごとに丁寧に考察する。数ある入門書のなかでももっとも基礎の基礎から説きおこし、自分の頭で問いを掘り下げる哲学的思考へと誘う名テキスト。
第1部 哲学とは何か(哲学の誕生―神話的・呪術的思考と哲学
西洋哲学の展開
現代哲学の諸傾向とその問題点)
第2部 現代に生きる人間と哲学(人間における自然と文化
心と身体
哲学における死の問題
人間の社会性
人間の自覚としての哲学―むすび)
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