ヴァシリー・カンディンスキー
( かんでぃんすきー,ヴぁしりー )1866-1944年。ロシア生まれ。大学では法律を学ぶも、1896年にミュンヘンに移り本格的な絵の勉強を始める。1911年にフランツ・マルクとともに「青騎士」を結成。1922年以降はバウハウスで教官を務めた。抽象絵画の提唱者として、絵画作品では「コンポジション」シリーズ、著作では本書のほか『芸術における精神的なもの』が有名。
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円978-4-480-09790-3
0171
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2017/04/06
文庫判
256
頁芸術にも科学を―。20世紀はじめに“抽象絵画”の概念をいち早く提唱し、絵画作品の新局面を切り開いたカンディンスキーが試みたのは、絵画の構成要素を徹底的に分析し、理論的・科学的に吟味することだった。点や線がもつ本源的な力を把握すること。そうしてこそ、それらが平面の上に置かれたときに相互に共鳴し合い、生きた作品としての“コンポジション”が実現するのだ。絵画にとどまらず、さまざまな造形芸術に大きな影響を与えた古典的名著。
序論
点
線
地‐平面
付録
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