loading...

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09792-7

Cコード

0121

整理番号

-40-1

2017/08/07

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

舌だけでなく目や耳など五感を使って楽しめる、日本文化の粋を集めた和菓子。羊羹、饅頭、カステラといった日々の生活でおなじみのものから、雛祭や月見などの年中行事にだけ登場する特別なものまで、日本人の生活に欠かせない和菓子はいかにして現在の姿になったのか。その発展には、時代ごとに日本に流入してきた外国文化が大きな影響を与えていた。本書では、唐菓子や点心など中国の影響が大きい古代?鎌倉時代にはじまり、南蛮人との出会いによって日本の菓子の幅が広がった室町時代をへて、日本独自の菓子文化が花開く江戸時代までの和菓子の歩

目次

序章 歴史のなかの和菓子
第1章 古代の菓子
第2章 中世の菓子
第3章 近世の菓子
第4章 歴史のなかの菓子と菓子屋達
第5章 行事と儀礼にみる和菓子
第6章 地域文化と和菓子
終章 和菓子文化論をめざして

著作者プロフィール

青木直己

( あおき・なおみ )

1954年、東京生まれ。立正大学大学院博士後期課程研究指導修了。立正大学文学部助手な?ヌを経て、1989年株式会社虎屋に入社、虎屋文庫研究主幹として和菓子に関する調査・研究に従事。2013年同社を退職、現在は日本菓子専門学校、東京学芸大学、立正大学などで非常勤講師をする他、時代劇ドラマなどの考証を行なう。他の著書に『幕末単身赴任下級武士の食日記  増補版』(ちくま文庫)など。

お詫びと訂正

ちくま学芸文庫『図説 和菓子の歴史』(青木直己著)の第一刷に間違いがございました。
下記の通り訂正し、関係各位および読者のみなさまに深くお詫び申し上げます。

【訂正箇所】30ページ 図
(下記の図に差替えいたします)


『集古図』(国立国会図書館デジタルコレクション)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本