エリック・ホブズボーム
( ほぶずぼーむ,えりっく )1917-2012年。イギリスの歴史家。ポーランド系ユダヤ人を父とし、オーストリア人を母としてエジプトで生まれる。ウィーン、ベルリンを経て1933年イギリスに移住。1936年イギリス共産党入党。ケンブリッジ大学キングス・カレッジで1939年学士号、1942年修士号、1951年博士号を取得。キングス・カレッジのフェロー、ロンドン大学教授などを歴任。著書に『市民革命と産業革命』『資本の時代』『帝国の時代』など多数。
loading...
1,870
円978-4-480-09866-5
0120
-15-2
2018/06/07
文庫判
576
頁イギリスを代表する歴史家が、自身の生涯と重ねながら著した20世紀史の傑作。時代の出来事が固有の形をもって展開したことを該博な知識とともに叙述する力は、およそ他の追随を許さない。1914年の第一次世界大戦勃発から1991年のソ連崩壊までを「短い20世紀」とする時代概念。それは、本書によってつくられた。上巻には、第一次大戦による総力戦時代の幕開けと世界革命、経済恐慌、第二次世界大戦などを扱った第1部(「破滅の時代」)と、東西間の冷戦と戦後の繁栄に迫った第2部(「黄金時代」)を収める。文庫オリジナル新訳。全2巻
第1部 破滅の時代(総力戦の時代
世界革命
奈落の底へ落ちる経済
自由主義の陥落
同じ敵に抗って ほか)
第2部 黄金時代(冷戦
繁栄の時代)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。