ジョージ・バークリー
( じょーじ・ばーくりー )1685-1753年。イギリス経験論を代表する哲学者。アイルランドに生まれ、ダブリンのトリニティー・カレッジで学ぶ。1707年に特別研究員となり、09年には助祭に任じられる。同年、『視覚新論』刊行。翌年には主著『人知原理論』を、13年には『ハイラスとフィロナスの三つの対話』を刊行。バミューダ計画が頓挫し帰国した後、アイルランドのクロインの主教に任じられる。上記以外の著作に『運動について』『アルシフロン』『サイリス』などがある。
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1,210
円978-4-480-09879-5
0110
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2018/08/08
文庫判
288
頁事物が存在するということは、それが知覚されているということである―。ジョン・ロックの経験論哲学の批判的継承者たるジョージ・バークリー(1685‐1753)は本書『人知原理論』において、こう断言する。それは裏返せば、知覚されないものは存在しない、つまり私たちの心から切り離された「物質」なるものなど存在しない、ということだ。様々な批判にさらされながらも、ヒュームやカント、ドイツ観念論など後の哲学思想に多大な影響を与えたバークリーの思想とはいかなるものか。その透徹した論理にひめられた核心が、平明このうえない訳文
序文
序論
人間的知識の原理について 第1部
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