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ちくま学芸文庫

戦争の起源

——石器時代からアレクサンドロスにいたる戦争の古代史

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09890-0

Cコード

0120

整理番号

-41-1

2018/10/10

判型

文庫判

ページ数

448

解説

内容紹介

人類はいつ戦争をはじめたのか。それは少なくとも紀元前1万年頃に遡るとされる。この時代に発明された弓、投石器、槌矛などの武器は、軍隊の組織化と戦術・戦略の形成を促し、以後、戦争の技術は文明と手を携えるように進化していく。本書は、こうした先史時代からアレクサンドロスまでの古代軍事史を概観する試みである。アレクサンドロスは、単に勇猛果敢な傑物であっただけではない。彼こそが、近東とギリシアという二つの世界に根ざした軍事的伝統を統合し、近代にいたるまでの軍隊や戦争のあり方を決定づけた人物であった―。知られざるその歴

目次

第1章 先史時代の戦争
第2章 古代近東の戦争
第3章 アッシリアとペルシア―鉄の時代
第4章 古典期ギリシアの戦争
第5章 軍事革命
第6章 アレクサンドロス大王と近代戦の起源

著作者プロフィール

アーサー・フェリル

( あーさー・ふぇりる )

1938年アメリカ生まれ。ウィチタ大学で歴史学を学び、イリノイ大学でPh.D.を取得。ワシントン大学教授。古代軍事史、ローマ史を専門とする。主な著書に、『ローマ帝国の没落』(The Fall of the Roman Empire)、『ローマ帝国の総合戦略』(Roman Imperial Grand Strategy)などがある(いずれも未邦訳)。

鈴木主税

( すずき・ちから )

1934-2009年。翻訳家。翻訳グループ・牧人舎を主宰。ウィリアム・マンチェスター『栄光と夢』(全5巻)で第14回日本翻訳出版文化賞を受賞。訳書多数。

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