E・マオール
( いーまおーる )1937年、イスラエル生まれ。イスラエル工科大学で博士号取得。数学者、数学史家。シカゴのロヨラ大学で数学史を教えている。熱心なアマチュア天文家でもある。著書:『無限の彼方へ』、『素晴らしい三角法の世界』、『ピタゴラスの定理』ほか。共著:『美しい幾何学』。
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貝殻や台風の雲の形、振動・熱伝導・化学反応速度、放射性物質の半減期、人口動態、複利計算、クジ引きの確率など自然現象や人間の経済活動を数学的に表すと、超越数e(=2.718281828…、自然対数の底)、すなわちネーピア数がしばしば登場してくる。この不思議な数の発明、性質、展開について書かれた世界で初めての解説書。本書は数学的側面ばかりではなく、20年をかけ凄まじいまでの執念で対数表の計算・作成に心血を注いだネーピアをはじめ、ニュートン、オイラー、ライプニッツ、ベルヌーイたち数学者たちの数学史的エピソードも
ジョン・ネーピア、1614
認知
財務のこと
極限(存在するとして)への移行
微積分の祖先たち
大躍進への序曲
双曲線の面積を求める
新しい科学の誕生
大論争〔ほか〕
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