真弓常忠
( まゆみ・つねただ )大正12年、大阪市生まれ。旧制官立神宮皇學館大学に学び、住吉大社禰宜、皇學館大学教授を経て、八坂神社宮司、住吉大社宮司、現在、皇學館大学名誉教授、住吉大社名誉宮司、神社本庁教学顧問。著書に『日本古代祭祀の研究』『日本古代祭祀と鉄』『大嘗祭の世界』(以上学生社)、『神道の世界』『神道祭祀』(以上朱鷺書房)、『古代祭祀の構造と発達』『祭祀と歴史と文化』『真弓常忠著作選集(全4巻)』(以上臨川書店)などがある。
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本書は歴史的資料を博捜して、大嘗祭を構成する儀礼である斎田点定、大嘗宮の造営、大嘗宮の儀、廻立殿の儀等を詳述し、全体像を明らかにする。大嘗祭の原型を探ることで可視化する、秘儀の象徴性とその本質とは。資料として、「天神寿詞」、「登極令」、および関連年表等を付す。
昭和の御大典
古代の即位式
ニイナメの古俗
新嘗祭
大嘗祭の準備
大嘗祭の次第
大嘗祭の原像と本質
大嘗祭と大神嘗祭
大嘗祭と即位式
大嘗会の本文
大嘗会和歌
大嘗祭の歴史
大嘗祭と憲法
結び
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