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ちくま学芸文庫

私の憲法勉強

——嵐の中に立つ日本の基本法

戦後、改憲論が盛んになった頃、一人の英文学者が日本国憲法をめぐる事実を調べ直し、進行する事態に警鐘を鳴らした。今こそその声に耳を傾けたい。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09923-5

Cコード

0132

整理番号

-29-1

2019/04/09

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

素朴な感情論にのみこまれないために。憲法をめぐる著者の警鐘がいまも鳴り響く。

目次

1 わたしの憲法勉強
2 いわゆる「押しつけ」にいたるまで
3 憲法第九条が生まれるまで
4 「自主的」という看板と真実
5 改憲論の根底にあるもの
6 日本人の憲法意識

著作者プロフィール

中野好夫

( なかの・よしお )

1903-85年。英文学者、評論家、翻訳家。愛媛県松山市生まれ。東京帝国大学文学部卒。35年に東京帝国大学助教授、戦後に東京大学教授となるも、53年に辞任、雑誌「平和」の編集責任者となる。スタンフォード大学客員教授、中央大学文学部教授などを歴任。『シェイクスピアの面白さ』で毎日出版文化賞、『蘆花徳富健次郎』で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。

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