ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,540
円978-4-480-09928-0
0116
-45-1
2019/06/10
文庫判
384
頁キリスト教の根幹をなす正典、新約聖書。だがそこには、意図的な改竄や偶発的なミスによって無数の書き換えが加えられてきた。「罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」というイエスと姦通の女の有名な場面も、じつは後世に付加されたものだという。聖典は、なぜ、いかにして書き換えられてきたのか。さまざまな写本を突き合わせ、テキストを徹底的に読み解くことによって改変箇所を特定し、現存しない原初の姿を復元しようとするのが「本文批評」という学問だ。著者曰く、「本文批評の仕事は探偵に似ている」。新約聖書学の権威
1 キリスト教聖書の始まり
2 複製から改竄へ
3 新約聖書のテキスト
4 改竄を見抜く―その方法と発見
5 覆される解釈
6 神学的理由による改変
7 社会的理由による改変
終章 聖書改竄
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