C・ライト・ミルズ
( みるず,C・らいと )1916-62年。アメリカの社会学者。1941年、ウィスコンシン大学で博士号を取得。没年までコロンビア大学教授を務める。アメリカ社会をラディカルに批判し た「階級三部作」(『新しい権力者』『ホワイト・カラー』『パワー・エリート』)など論争的な著書を多く残した。なかでも、みずからの方法論を開陳した『社会学的想像力』は、20世紀社会学の古典的名著として広く読み継がれている。
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2,090
円978-4-480-09967-9
0136
-22-2
2020/02/10
文庫判
736
頁企業大富豪、政界幹部、軍上層部。権力エリート層はこの三領域をまたいで形成され、人脈や利害調整などでバランスを保ちつつ、権力・富・威信を集中させている。本書はその様相を詳細にあぶり出し、さらにマス・メディア等を通じて底辺に広がる大衆社会を支配していく構図を分析する。それは、米国社会が理念としていた民主主義が形骸化していることを暴き、全体主義への道を進みつつあると警鐘を鳴らす痛烈な批判へと繋がった。20世紀半ばにセンセーションを巻き起こし、その後の階級論・格差論へと議論が引き継がれていった社会学の古典的名著。
上層諸グループ
地方社会
大都市上流社会
有名人
大富豪
会社最高幹部
会社富豪
将軍たち
軍の台頭
政治幹部会
均衡理論
権力エリート
大衆社会
保守的ムード
上層部の不道徳性
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