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ちくま学芸文庫

大名庭園

——江戸の饗宴

小石川後楽園、浜離宮等の名園では、どのような社交が繰り広げられていたか。競って造られた庭園の姿に迫りヨーロッパの宮殿とも比較。解説 尼崎博正

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09968-6

Cコード

0121

整理番号

-42-1

2020/03/09

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

小石川後楽園、六義園、浜離宮等、大名家が誇った名園はどのように造られ、そこではどのような社交や饗宴が催されていたのだろうか。自然の地形や植生の利用、潮入りの池のような大泉水、回遊様式など、日本庭園の魅力的な特徴を備えた大名庭園。そこを舞台に繰り広げられた茶事から趣向をこらした酒宴など多様な遊興と社交に、本書は注目する。大名庭園は京の公家文化と武家社会をつなぎ、当時の芸能、芸術全体を取り込んで成立したことが明らかになる。西洋の宮殿庭園とも機能を比較する他に類をみない文化史。

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