興津要
( おきつ・かなめ )大正13(1924)年、栃木県生まれ。早稲田大学文学部国文科卒業。日本近世文学を専門とし早稲田大学教育学部国語国文科教授を経て、同名誉教授。平成11(1999)年没。著書は『江戸娯楽誌』『落語──笑いの年輪』『古典落語』(正・続)(以上、講談社学術文庫)他多数。
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文学のみにこだわらず、わが国の近代化を推し進めた思想的著作や文化的基礎資料を包含した一大パノラマ。毎日出版文化賞、菊池寛賞に輝いた全100巻の紙では最後の復刊。
假名垣魯文篇(高橋阿傳夜刃譚)
岡本起泉篇(嶋田一郎梅雨日記
澤村田之助曙草紙)
前田香雪?篇(金之助の話説)
高畠藍泉篇(巷説兒手柏
蝶鳥紫山裙模様)
武田交來篇(冠松眞土夜暴動)
宇田川文海篇(勤王佐幕巷説二葉松)
古川魁蕾?篇(淺尾よし江の履歴)
菊亭香水篇(惨風悲雨世路日記)
新舊過渡期の囘想(坪内逍遙)
明治初期に於ける戲作者(野崎左文)
「つづき物」の研究(興津要)
解題(興津要)
略歴(興津要編)
參考文獻(興津要編)
明治開化期文學年表(興津要編)
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