池田晶子
( いけだ・あきこ )1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。文筆家。専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して多くの読者を得る。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、存在の謎としての生死の大切さを語り続けた。著書多数。2007年2月23日没。
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君たちは言葉を使って話したり書いたりしている。でもどうして伝わるのだろう。相手と君が同じことを理解できるなんて奇跡みたいじゃないか! この当たり前に気付いて驚いた君は幸運だ。その驚きこそ、君の考える力になる。『14歳からの哲学』の著者が贈る考えるヒント。
第1章 心はどこに(雨の風景 心の風景
「現実」という夢 ほか)
第2章 私とは何か(悩ましき虫の音 秋の夜
孤独の妙味 ほか)
第3章 目に見えないもの(「生命」の漲る季節
夏休みは輝く ほか)
第4章 言葉の力(言葉の力
動物のお医者さん ほか)
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