ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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木訥そのものの男「ばあどるふ」が頓死した。毒殺か?幸田露伴のミステリ「あやしやな」。少年が出会った遊女は、朝鮮に行く前に行方不明の弟と似た少年に会いたかったのだと語った、国木田独歩「少年の悲哀」。浅草松葉町に隠れ家を得た主人公が出会った謎の女。目隠しをされ逢瀬を続けたが、ついにその正体が知れて…谷崎潤一郎「秘密」。明治を彩る、バラエティに溢れた傑作短篇9編を収録。
あやしやな(幸田露伴)
弁護美人(梅の家かほる)
化物屋敷(丸亭素人)
名人藤九郎
少年の悲哀(国木田独歩)
難船崎の怪(滝沢素水)
汽車中の殺人(三津木春影)
秘密(谷崎潤一郎)
指の秘密(姫山)
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