田村隆一
( たむら・りゅういち )詩人。1923年東京都生まれ。明治大学文芸科卒業。戦後『荒地』を創刊。’56年『四千の日と夜』を刊行。’63年『言葉のない世界』で第6回高村光太郎賞。’84年『奴隷の歓び』で第36回読売文学賞を受賞。アガサ・クリスティーなどミステリーの翻訳も多数ある。’98年没。
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戦後日本を代表する詩人・田村隆一。型破りなダンディズムで知られる田村隆一が晩年に鎌倉の自宅で若い読者に向けて語った珠玉のメッセージ。「人類そのものが愚かなものだと自覚できる人が利口。できない人がバカ」「別れは高くつくんだよ」「嘘を人生の潤滑油に」など心に響く名言の数々。聞き手は作家の長薗安浩。代表的詩25篇、年譜、刊行時に行った俳優・山崎努との対談も収録。
帰途
結婚
受精
別れ
歯
美人
細い線
酒
水
嘘〔ほか〕
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