木村聡
( きむら・さとし )戦後間もない昭和21年に定められ、かつて日本のいたるところにあった「赤線」は昭和33年に廃止された。ところが地域によっては様々な風俗産業の業態に姿を変えながら、現在に至るまで賑わいを続けている。全国各地の元赤線地帯を訪ね、風俗産業の栄枯盛衰と、そこで働く女性たちの声を書きとめることで「赤線後の色町」を浮かび上がらせた貴重な記録。新取材の書き下ろしと未発表写真多数収録。
loading...
戦後間もない昭和21年に定められ、かつて日本のいたるところにあった「赤線」は昭和33年に廃止された。ところが地域によっては様々な風俗産業の業態に姿を変えながら、現在に至るまで賑わいを続けている。全国各地の元赤線地帯を訪ね、風俗産業の栄枯盛衰と、そこで働く女性たちの声を書きとめることで「赤線後の色町」を浮かび上がらせた貴重な記録。新取材の書き下ろしと未発表写真多数収録。
旭川―稲荷小路と中島遊郭跡
釧路―カモメが舞う米町遊郭跡へ
帯広―飲み屋小路の女性街跡
札幌・月寒―ツキサップの夜は更けて
札幌・南六条東三丁目―「屋台団地」の幻影を求めて
苫小牧―煙突と犬と遊郭跡と
函館―土煙の舞う「五百円街」
青森―トンネルの向こうの旧遊郭
秋田―秋田美人の棲む町
盛岡―「八幡町」を訪ねて色町徘徊〔ほか〕
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。