loading...

ちくま文庫

「読まなくてもいい本」の読書案内

——知の最前線を5日間で探検する

時間は有限だから「古いパラダイムで書かれた本」は捨てよう!「今、読むべき本」が浮かび上がる驚きの読書術。文庫版書下しを付加。解説 吉川浩満

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43592-7

Cコード

0100

整理番号

-92-1

2019/05/09

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

「何を読めばいいんですか?」と聞かれるたびに困った。「読むべき本」が多すぎる!だから「実は読まなくてもいい本」を決めればいいのでは、と考えた。「知のパラダイム変換」が起きた今、複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、ICT(情報通信技術)の分野で「読むべき本」が浮かび上がる驚きの読書術。文庫版書下し「リベラル化する世界の分断」を加えパワーアップして再登場!

目次

1 複雑系(一九七〇年代のロックスター
「フラクタル」への大旅行
世界の根本法則
追記 複雑系とカオス)
2 進化論(一〇分でわかる「現代の進化論」
「政治」と「科学」の文化戦争
原始人のこころで二一世紀を生きる)
3 ゲーム理論(合理性とMAD
「行動ゲーム理論」は世界の統一理論か?
統計学とビッグデータ)
4 脳科学(哲学はこれまでなにをやってきたのか?
フロイトの大間違い
「自由」はどこにある?)
5 功利主義(「格差」のある明るい社会
社会をデザインする
テクノロジーのユートピア)

著作者プロフィール

橘玲

( たちばな・あきら )

橘 玲(たちばな・あきら):作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、が30万部を超えるベストセラーに。06年『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞。著書に『「読まなくてもいい本」の読書案内』(ちくま文庫)、『テクノ・リバタリアン--世界を変える唯一の思想』(文春新書)、『スピリチャルズ 「わたし」の謎』(幻冬舎文庫)、『DD(どっちもどっち)論--「解決できない問題」には理由がある』(集英社)等多数。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本