向田邦子
( むこうだ・くにこ )1929年生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。雑誌記者を経て脚本家となり、「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」などテレビ史上に残る数々の名作ドラマを執筆する。小説家として1980年に直木賞受賞。1981年、飛行機事故で急逝。
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ふとした仕草、ぽつりと吐いたセリフ…迷いながらも人間らしく生きる人々を描く
没後40年、向田文学の原点!
隣人とその愛人、愛人と本妻、親子もどき、姉と妹……登場人物たちが織りなす、濃密で奇妙で少しやっかいな人間関係。人の温もりとあの懐かしい昭和の息づかい、迷いながら人間らしく生きる人々がここに。向田邦子のテレビドラマ脚本のなかから一話完結作「隣りの女」「きんぎょの夢」「毛糸の指輪」「眠り人形」「七人の刑事(十七歳三ヶ月)」の五篇を収録。解説 平松洋子
隣りの女 現代西鶴物語
きんぎょの夢
毛糸の指輪
眠り人形
七人の刑事 十七歳三ヶ月
解説 平松洋子
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