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ちくま文庫

向田邦子シナリオ集

——昭和の人間ドラマ

向田文学の原点!

いまも人々の胸に残る向田邦子のドラマ。「隣りの女」「七人の刑事」など、テレビ史上に残る名作、知られざる傑作をセレクト収録する。解説 平松洋子

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43751-8

Cコード

0193

整理番号

-13-2

2021/07/08

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

ふとした仕草、ぽつりと吐いたセリフ…迷いながらも人間らしく生きる人々を描く
没後40年、向田文学の原点!
隣人とその愛人、愛人と本妻、親子もどき、姉と妹……登場人物たちが織りなす、濃密で奇妙で少しやっかいな人間関係。人の温もりとあの懐かしい昭和の息づかい、迷いながら人間らしく生きる人々がここに。向田邦子のテレビドラマ脚本のなかから一話完結作「隣りの女」「きんぎょの夢」「毛糸の指輪」「眠り人形」「七人の刑事(十七歳三ヶ月)」の五篇を収録。解説 平松洋子

目次

隣りの女 現代西鶴物語
きんぎょの夢
毛糸の指輪
眠り人形
七人の刑事 十七歳三ヶ月

解説 平松洋子

著作者プロフィール

向田邦子

( むこうだ・くにこ )

1929年生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。雑誌記者を経て脚本家となり、「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」などテレビ史上に残る数々の名作ドラマを執筆する。小説家として1980年に直木賞受賞。1981年、飛行機事故で急逝。

向田和子

( むこうだ・かずこ )

1938年東京生まれ。向田邦子の末妹。邦子が考案した小料理屋「ままや」の経営者。著書に『向田邦子の遺言』『向田邦子の恋文』などがある。

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