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ちくま文庫

増補 本屋になりたい

——この島の本を売る

東京の超巨大新刊書店員から那覇の極小古書店主に。島の本を買い取り、売る日々の中で考えたこととは。文庫化に際し1章加筆。解説 小野正嗣

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43829-4

Cコード

0100

整理番号

-45-1

2022/07/07

判型

文庫判

ページ数

256

解説

小野正嗣

内容紹介

「本屋になりたい」の一念で、東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。この島の本を買い取り、並べ、売る。市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。牧志公設市場の建替え、新型コロナ感染症の襲来、激動の日々のなか新たにした決意。なりたい「本屋」の姿とは?ここで働く理由がある沖縄の市場の真ん中の小さな古書店で本と人とこの場所についてさらに考えた。解説 小野正嗣

目次

序章 古本屋、始めました
1章 本を仕入れる
2章 本を売る
3章 古本屋のバックヤード
4章 店番中のひとりごと
5章 町の本を町で売る
6章 「本屋になりたい」それから

著作者プロフィール

宇田智子

( うだ・ともこ )

宇田智子:1980年神奈川県生まれ。2002年にジュンク堂書店に入社、人文書担当。2009年、那覇店開店に伴い異動。2011年7月に退職し、同年11月11日、那覇市の第一牧志公設市場の向かいに「市場の古本屋ウララ」を開店する。著書に『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』(ボーダーインク)、『市場のことば、本の声』(晶文社)ほか。2014年、第7回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。

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