ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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2,200
円978-4-480-51020-4
0141
-30-1
2020/11/10
文庫判
608
頁数学の巨人レオンハルト・オイラーによって導出されたオイラーの等式は、数学史上もっとも美しく、偉大なものと称されている。円周率π、ネイピア数eというまったく起源の異なる定数が、基本的な数0、1、虚数単位 i と密接に関係していることを表すこの極めて簡潔な数式は、「人類の至宝」(R・ファインマン)とも呼ぶべきもので、永遠に色褪せることがない。本書はオイラーの公式はもとより波動方程式、フーリエ級数・変換、ディラック関数などを丁寧に解説し、その筆はオイラーが重視した実学・工学にまで及ぶ。理工系学生に強くお薦めしたいユーモアに溢れた入門書。
第1章 複素数―初等的な範囲をやや越えた、複素数にまつわる小編集
第2章 ベクトルの旅―方向が重要となる複素数平面の問題を少々
第3章 π2が無理数であること―大学2年レベルでできる「高度な」数学
第4章 フーリエ級数―第一発見者はオイラーだった。でもそこには重大な誤りが…
第5章 フーリエ変換―周期関数の周期が無限大になったら何が起こるか
第6章 電気工学と√?1―複素数の応用。実学を重視したオイラーが、愛したであろう発展
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