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定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51091-4

Cコード

0140

整理番号

-23-1

2022/01/06

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

数学はなぜ科学といえるのか、連続体や幾何学空間の概念はどこから生まれたか、仮説にはどういう役割と種類があるか、科学は自然に対してどういうスタンスをとるべきか――。「ポアンカレ予想」の提唱者としても名高い科学者が、数学・物理学を題材に、関連しあう多様な哲学的問題を論じる。「幾何学の公理や物理学の原理は、人間が自由に決めた定義、あるいは人間の精神が創った規約である」という「規約主義」の立場を打ち出した。科学の要件に迫り、刊行時大反響を呼び、アインシュタインら若き科学者たちを「何週間か呪文をかけられたように」高揚させたという科学哲学の古典。オリジナル新訳。

目次

第1部 数と大きさ(数学的推理の本性について
数学的な大きさと実験)
第2部 空間(非ユークリッド幾何学
空間と幾何学 ほか)
第3部 力(古典力学
相対運動と絶対運動 ほか)
第4部 自然(物理学における仮説
近代物理学の理論 ほか)

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