アルベルト・アインシュタイン
( あいんしゅたいん,あるべると )1879-1955年、ドイツ生まれの理論物理学者。チューリヒ工科大学を卒業後、スイス特許局に就職。勤務のかたわら理論物理学の研究を続け、1905年にはブラウン運動、特殊相対性理論、光量子仮説等にかんする重要論文を立て続けに発表した。このときの論文によって光電効果の理論的な説明付けに成功し、1921年にノーベル物理学賞を受賞。
loading...
1,210
円978-4-480-51112-6
0142
-36-2
2022/03/10
文庫判
176
頁「不思議と当たっているんですよ」、現代の物理学者がアインシュタインの理論(予想)に対して、しばしばこのように評するのを耳にする。実験方法、実験器具の発達で、当初予想でしかなかった事柄が、次々と検証され、理論として確立されてきたからだ。この独創的な理論を生み出した研究方法や態度は何か。少年時代から執筆時の67歳までの歩んできた思索の跡を振り返り、思考の源泉を自ら語るアインシュタイン唯一の自伝。生い立ちと哲学、十九世紀物理学とその批判、量子論とブラウン運動、特殊相対性理論、一般相対性理論、量子力学の統計的解釈批判、統一場理論予想等を詳らかにする。写真多数収録。
1 助走の時代
2 ニュートンの力学、マクスウェルの電磁気学
3 量子論の芽生え期
4 ブラウン運動とミクロの世界
5 相対論(相対性理論)の着想
6 相対論の一般化
7 量子論への思い
8 統一場理論の遠望
アインシュタイン略年譜
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。