高橋礼司
( たかはし・れいじ )1927-2020。静岡県生まれ。東京大学理学部数学科卒業。ナンシー大学(仏)留学。東京大学教養学部教授、ナンシー大学教授、上智大学理学部教授、放送大学教授等を歴任。東京大学理学博士、フランス国家博士。専攻・群の表現論。ブルバキ創設メンバーとの深い交流が知られている。著書:『新版 複素解析』(東京大学出版会)、『線型代数I,II』(放送大学教育振興会)、『線型代数講義』(日本評論社)。訳書:ジャン・デュドネ『人間精神の名誉のために―――数学賛歌』(岩波書店)、モーリス・マーシャル『ブルバキ 数学者達の秘密結社』(シュプリンガー・ジャパン)、J.F.ダース、A.レーヌ、A.パピョー編著『謎を解く人びと――数学への旅』(シュプリンガー・ジャパン)。