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ちくま学芸文庫

着眼と考え方 現代文解釈の方法〔新訂版〕

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51148-5

Cコード

0181

整理番号

-17-2

2022/12/08

判型

文庫判

ページ数

496

解説

内容紹介

「文章を読む」とは、書かれた言葉の何を拾い上げ、それらをどう関係づけることなのか――。数々の小説や評論を題材に、重要な箇所をどのように見分けるかを、実演を織り交ぜながら徹底的に解説する。本書は、「文学的な文章」「論理的な文章」の2パートに分かれ、高校教科書の定番教材も多数収録。読者は、目の前にある文章について、内容や表現だけでなく、その表現を選んだ書き手の感性や想像力までも、つかめるようになるだろう。
解説:読書猿

目次

第1部 手びき(文脈復元
段落設定
大意要約 ほか)
第2部 手びき(文章解析
語句解釈
内容説明 ほか)
第3部 手びき(空白補充
現代詩歌
融合問題(現代文・古典))

著作者プロフィール

遠藤嘉基

( えんどう・よしもと )

遠藤 嘉基(えんどう・よしもと):1905(明治38)?1992(平成4)年。鳥取県生まれ。京都帝国大学文学部卒業。京都大学名誉教授。国語学・国文学専攻。国語学・国文学専攻。訓点語研究を中心に国語史研究を行った。専門の著書に、『訓点資料と訓点語の研究』(京大国文学会)、『新講和泉式部物語』(塙書房)、高校生向けには『現代文解釈の基礎』(ちくま学芸文庫)、『古典文法要覧』(中央図書)などがある。

渡辺実

( わたなべ・みのる )

渡辺 実(わたなべ・みのる):1926(大正15)?2019(令和元)年。京都府生まれ。京都帝国大学文学部卒業。京都大学名誉教授。国語学・国文学専攻。言語表現の立体構造に着目し、国語学と国文学の境界を超える研究を目指した。著書に、『国語構文論』(塙書房)、『平安朝文章史』(ちくま学芸文庫)、高校生向けには『現代文解釈の基礎』(ちくま学芸文庫)などがある。

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