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ちくま学芸文庫

増補 決闘裁判

——ヨーロッパ法精神の原風景

名誉のために生命を賭して闘う。中世西洋の決闘裁判とはどのようなものであったか。現代に通じる当事者主義の法精神をそこに見る。

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51221-5

Cコード

0120

整理番号

-27-2

2024/01/11

判型

文庫判

ページ数

336

解説

松園潤一朗

内容紹介

名誉のために生命を賭して闘う。中世西洋の決闘裁判とはどのようなものであったか。現代に通じる当事者主義の法精神をそこに見る。解説 松園潤一朗

目次

プロローグ 『ローエングリン』―神の裁きとしての決闘
第1章 神判―火と水の奇跡と一騎討ち
第2章 決闘裁判―力と神意
第3章 決闘裁判はどのように行われたか―賢明な仕方で運用される愚かなこと
第4章 決闘裁判の終焉と自由主義
エピローグ 正義と裁判
増補 法と身体のパフォーマンス

著作者プロフィール

山内進

( やまうち・すすむ )

山内 進(やまうち・すすむ):1949年生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。成城大学教授、一橋大学教授、一橋大学学長を歴任し、現在は一橋大学名誉教授。専門は西洋法制史、比較法制史。主な著書に『北の十字軍』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞)、『増補 十字軍の思想』(ちくま学芸文庫)など多数。

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