磯野真穂
( いその・まほ )1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了後、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、国際医療福祉大学大学院准教授。専門は文化人類学、医療人類学。著書に『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)がある。
loading...
「やせたい」、そう願う人はたくさんいる。でも、どうしてやせたいんだろう?健康のため?「かわいい」あるいは「かっこいい」と思われたい?おしゃれがしたい?理由はいろいろあるけれど、それに人生、振り回されていませんか?食べること、他者と生きることをあらためて見つめなおす一冊。
第1章 やせたいのか、やせたいと思わされているのか?
第2章 人に認めてもらいたい
第3章 かわいいの落とし穴―「女の子」はいつまで続く?
第4章 シンデレラ体重
第5章 愛されること、競うこと
第6章 数字の魔力で世界が消える
第7章 糖質はダメなのか?―「正しい知識」のトラップ
第8章 ふつうに食べるをバカにしない
終章 世界を抜けてラインを描け!
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。