青木省三
( あおき・しょうぞう )1952年広島市生まれ。岡山大学医学部卒業。岡山大学医学部神経精神医学教室助教授を経て、現在、川崎医科大学精神科学教室主任教授。臨床精神医学、特に精神療法、思春期青年期を専門としている。著書に『思春期 こころのいる場所』、『時代が締め出すこころ』、『思春期の心の臨床』、『精神科臨床ノート』、共著に『心理療法とは何か』、『心理療法の基本』など。
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どんな人にもトラウマはある。まずはそのいたみを自覚し、こじらせないことが肝要だ。明日も無事に生き延びるため、トラウマのメカニズムやいたみに向き合いながら和らげる術を豊富な事例から紹介する。
第1章 トラウマ反応で起きること
第2章 トラウマとは何か―そのメカニズム
第3章 トラウマ反応という心の働き
第4章 トラウマと向き合う―トラウマに苦しんでいるあなたに
第5章 からだを通して、トラウマを癒す
第6章 僕の「旅」治療
第7章 安全感・安心感を提供する―周囲の人にできること
最終章 ヒロシマ―僕のトラウマから、僕らのトラウマへ
おわりに―過酷な体験を共有すること
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