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ちくまプリマー新書

「自分らしさ」と日本語

なぜ小中学生女子は「わたし」ではなく「うち」と言うのか? 社会言語学の知見から、ことばと社会とわたしたちの一筋縄ではいかない関係をひもとく。

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68400-4

Cコード

0281

整理番号

374

2021/05/06

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

なぜ小中学生女子は「わたし」ではなく「うち」と言うのか? ことばと社会とわたしたちの一筋縄ではいかない関係をひもとく。

目次

第1章 アイデンティティ表現の材料としての「ことば」
第2章 名前―「わたし」を示すことばの代表
第3章 呼称―呼び方で変わる関係
第4章 「ことば」とアイデンティティの結び付き
第5章 敬語―「正しい敬語」から「親しさを調整する敬語」へ
第6章 方言―「恥ずかしいことば」から「かっこいいことば」へ
第7章 「女ことば」―伝統的な“女らしさ”から辛口の材料へ

著作者プロフィール

中村桃子

( なかむら・ももこ )

中村 桃子(なかむら・ももこ):関東学院大学教授。専攻は言語学。上智大学大学院修了。博士。著書に『「自分らしさ」と日本語』(ちくまプリマ―新書)、『新敬語「マジヤバイっす」??社会言語学の視点から』『翻訳がつくる日本語??「ヒロイン」は女ことばを話し続ける』(白澤社)、“Gender, Language and Ideology: A Genealogy of Japanese Women’s Language”(John Benjamins)、『女ことばと日本語』(岩波新書)などがある。

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