若林芳樹
( わかばやし・よしき )1959年生まれ。広島大学大学院文学研究科地理学専攻博士課程後期単位取得退学(1986年)、博士(理学)(1993年)。現在、東京都立大学都市環境学部地理環境学科都市環境科学研究科地理環境学域教授。専攻は、行動地理学、都市地理学、地理情報科学。著書に、『認知地図の空間分析』(地人書房、1999年)、『地図の進化論』(創元社、2018年)などがある。
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地図を取り巻く環境はデジタル化で激変した。様々なタイプの地図を正しく読み解くだけではなく、情報発信/課題解決のツールとして使いこなすための入門書。
第1章 地図でつながる人と世界(可視化手段としての地図
地理空間情報と地図 ほか)
第2章 作り手と世界をつなぐ―地図作成の舞台裏(地図が表すもの
記号の宝庫としての地図 ほか)
第3章 読み手と世界をつなぐ―メディアとしての地図(地図の読み手のリテラシー
地図にだまされない方法 ほか)
第4章 アナログとデジタルをつなぐ―地図のIT革命(デジタル化が広げた地図利用
アナログ地図からデジタル地図へ ほか)
第5章 課題解決につながる地図―地図リテラシーの応用(地図リテラシーと空間的思考
文系・理系をつなぐ地図 ほか)
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