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ちくまプリマー新書

学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68428-8

Cコード

0237

整理番号

401

2022/05/09

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

教育をめぐる問題は、狭い意味での「教育」や「学校」だけを対象にするのでは、うまく見通しが立たない。教育は社会の中で、何を期待され、どんな要素に影響を受け、どんな環境で行われているのか/いくべきなのか。道徳からAI、市場の需要や学校外の経験知などのテーマをあちこちたどり、それらの考察を重ね合わせる中で、教育を見る目と考える頭が鍛えられていく。

目次

第1章 教育と社会化
第2章 学校の目的と機能
第3章 知識と経験
第4章 善人の道徳と善い世界の道徳
第5章 平等と卓越
第6章 人間とAI
第7章 身の回りの世界とグローバルな世界

著作者プロフィール

広田照幸

( ひろた・てるゆき )

1959年生まれ。現在、日本大学文理学部教育学科教授。研究領域は、近現代の教育を広く社会科学的な視点から考察する教育社会学。1997年、『陸軍将校の教育社会史』(世織書房)で第19回サントリー学芸賞受賞。著作に『教育は何をなすべきか――能力・職業・市民』(岩波書店)、編著に『歴史としての日教組』(名古屋大学出版会)など多数。

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